【ポケモン】ガチ対戦を「見る専」がお伝えしたい、勝つための思考法【考察】

2023年8月11日

ポケモン公式YouTubeチャンネルより。

【コラム】ポケモン対戦、はじめてみませんか?


 

ポケモンバトルについて

ポケモン、皆さんはやっておられますでしょうか。

 

「ポケモン」というコンテンツは、ゲームはもちろんのこと、

アニメ、映画、グッズ、アプリ、カードバトル・・・etc.

今や世界中にファンが存在する、日本を代表する圧倒的市場規模の商品です。

引用:【Official】Pokémon Special Music Video 「GOTCHA!」 | BUMP OF CHICKEN - Acacia

 

とりわけ、私が好きなのはオンラインで他プレイヤーと真剣勝負できる「ランクマッチバトル」。

YouTubeでは多くの実況者さんたちが毎日のように対戦動画を挙げており、

それらを観戦しながら飯を食べるのが日課になっています。

 

ニコニコ動画全盛期から10年以上も活躍されている「もこう先生」はもちろん、

引用:https://www.youtube.com/@mokoustream

 

ポケモンゆっくり実況動画の投稿者さん達のYouTubeも、定期的に視聴しています。

「ぽへチャンネル」さんや、「エルトライト」さん。

ドレディア推しの「しぇいど」さん等は面白くてオススメです。

 

こうやって、いろんなポケモンの戦術・型を知っていくのは、私の隠れた趣味になりつつあります。

 

ポケモン対戦は、いわば「手数が無数にあるジャンケン」ですので、そこに必勝法は存在しません。

世代ごとに「結論パ」と呼ばれるほど強かった構築は確かにありますが、

それを使ったら誰でも勝てるとは言い切れない。

 

場合によっては、普通の高校生が世界チャンピオンと戦って、勝てる可能性もあるでしょう。

だからこそ面白く、世界中のファンが夢中になっている遊びなのだと思います。

 

 

見る専

そんなポケモン対戦なのですが、私はこれまで一度もやったことがありません。

毎日のように対戦動画は見ていますが、「ランクマッチバトル」に潜ったことはないです。

完全に“見る専”です。

 

旅パでしか遊んだことないので、育成、孵化厳選、個体値調整など全くやったことがありません。

何なら、第5世代のBW(ブラック・ホワイト)から、第9世代のSV(スカーレット・バイオレット)で復帰するまで、

自分でプレイすらしていませんでした。XYとか剣盾のストーリーはほぼ知らないです。

 

ただ、暇なときに構築記事を読んだり、対戦環境ついて調べたりはしていたので、

世代ごとに何が強かったとかの大まかな知識は身につけていました。

何の為に? と言われたら、自分でもよく分かりません

 

この前、友人とポケモン雑談をしていて、ガブリアスの種族値を即答したとき、

その友人からドン引きされたんですよね。

ガブの種族値が言えたところで、別に凄くも何ともないと思うのですが・・・。

 

そして、こう言われました。

ポケモンのアニメ、AG(アドバンス・ジェネレーション)に登場した「マサト」じゃねーかと。

 

 

マサト

マサトについて簡単に紹介すると、

ヒロイン役であるハルカの弟として登場した、アニオリのキャラクターです。

 

ポケモンの知識だけはサトシよりも詳しいけど、

自分では全く対戦せず「解説役」に徹することが多かった少年。

 

批判覚悟で言いますが、クソガキです。放映当時、同年代だった私から見ても嫌いなヤツでした。

(※完全に個人の偏見です。ファンの方には本当に申し訳ありません。)

 

まさか、大人になって自分がその「マサト」になるとは、思ってもいませんでした。

今思うと、同族嫌悪だったのかもしれませんね・・・。

 

 

本記事の構成

今回は、そんなマサトになった私が、ポケモン対戦を観てきて感じたことを、一つの記事にまとめました

どうすれば勝てるのか。強い人は何をやっているのか。

 

ポケモン対戦をガチで頑張っている方、これから始めようと思っている方に向けて、

ほんの少しでも力になれるなら嬉しいです。

 

まぁ、いうて対戦をやったことは無いので、専門知識でマウントをとるのはご容赦ください。

ガチ対戦を本当にやっている方は、「女を語る童貞」を見る気分で読んでいただけたらと思います。

 

ーでは、今回の記事の構成です。

 

勝つために必要なこと:
  1. タイプ相性を正しく覚える。
  2. Sの重要性を理解する。
  3. 勝ち筋をつくる。
  4. 対策を考える。
  5. 一番大事なのは、〇〇こと。

 

多少、専門用語を使っていますが、それらを全て説明したら記事が冗長になってしまうので、

ある程度の解説は省略させてもらいます。

 

前置きが長くなりましたが、はじめていきましょう!

 

 

1.タイプ相性を正しく覚える。

そんな基本的なことを・・・と、拍子抜けするかもしれませんが、大事なことです。

重要なのは、“正しく”覚えるということです。

何となく水タイプは炎タイプに強いとか、そういう次元の話ではありません。

 

ポケモンのタイプ相性表、これを覚えるところから始めましょう。

“見る専”の私からしても、この相性関係は非常に複雑だと思います。

 

〇〇タイプは〇〇タイプに効果は抜群!

・・・その程度であれば、ポケモンを遊んだことのあるユーザーならほぼ覚えているでしょう。

 

しかし、攻撃を受けるとき、等倍(×1)で入るか、あるいは半減(×0.5)以下に抑えられるか

ここまで覚えている人は、対戦を実際にやっていないと分からないと思います。

 

岩タイプの技は水タイプに等倍で入る、毒タイプの攻撃はゴーストタイプに半減される。

そんなことを気にしてストーリーやらないでしょう?

 

よく言われることとして、「氷タイプの技は強いが、氷タイプは強くない。」という言葉があります。

つまり、攻撃する分には最高だが、受けるときに弱いということ。

弱点技がメジャーなタイプで、半減以下にできるのは氷タイプだけですからね。

 

ポケモン対戦をやっている人たちは、こういった複雑な相性関係を頭に叩き込んでいます。

対戦画面で表示されるのに、何故そんなことをするのか?

引用:全ポケモン中トップクラスに種族値が低い「ラブカス」を対戦で活躍させてみたかった。【ポケモンSV実況】

参照リンク:もこうの実況

 

実際のポケモン対戦では、「交換」が頻繁に行われるからです。

 

目の前の相手に有効な技を選択したとして、控えの耐久ポケモンにタイプ受けされるかもしれない。

この場合、最適な選択は「裏のポケモンにも等倍以上で入る技」になる。

相手ポケモンを一体倒せば、特定のタイプの技が一貫して弱点になる状況もある。

 

こういう論理的な戦術は、タイプ相性が分かっていないと実行できません。

だから、この相性関係を理解しておくことは、非常に大きな意味があるのです。

 

ガチ対戦をやったことがない私も、ほとんど記憶しています。

何で? とか聞かないでください。そこに意味とかないです。

 

 

2.Sの重要性を理解する。

ポケモンの強さを表す、種族値。

これが高ければ高いほど強い、とも言い切れないのですが・・・。

引用:レジギガス|ポケモン図鑑ソードシールド|ポケモン徹底攻略

参照リンク

 

やはり対戦環境で活躍しているポケモンは、例外なく種族値が高い。

 

とりわけ重要なのが、“素早さ(S)”のステータスです。

対戦環境で最も重要なステータスは何かと聞けば、10人中10人は「Sの実数値」と答えるでしょう。

簡単に言い切ってしまえば、はやいポケモンは強い

引用:ザシアン けんのおう|ポケモンずかん

参照リンク

 

↑ コイツは速いだけではないが・・・。

 

ポケモンバトルはターン制なので、相手より行動回数が多い方が絶対的に有利です。

また、耐久ポケモンを使わない限り、何十発も殴り合うということにはならないので、

相手ポケモンよりSが高い=行動保証があるかどうかは、そのまま試合の展開に直結します。

 

極端な話、相手に対して先手がとれなければ、何もできず試合終了になることもあります。

実際、第5世代では必中催眠技「キノコの胞子」を扱えるキノガッサが猛威を震い、

対戦環境の最上位ポケモンとして君臨していました。

引用:ポケモン徹底攻略

参照リンク

 

キノガッサを抜くためのSライン調整は、ガチ対戦では必須といえる対策でした。

それくらい、当時の催眠は異常に強かったのです。まぁ、私はやってないですけど。

 

第8世代では高火力・必中で、素早さを1段階上昇させる「ダイジェット」が最強の技であることからも、

いかにポケモンにおいてSが重要かが分かるかと思います。

 

基本的にSの高さは種族値によって決まるので、性格補正・努力値ぶっぱした上で、

スカーフを持たせても「このポケモンは抜けない」ということはよくあります。

引用:ポケモンSV攻略|スカーレットバイオレット

 

なので、想定する相手ポケモンを考えて、最速にするのか、妥協してその分を耐久に振るのか、

そういった調整がメチャクチャ大事になってくるのです。

 

この調整は、試合のここぞという場面で、必ず活きてきます。

繰り返しますが、Sは超大事

 

 

3.勝ち筋をつくる。

これは構築(パーティ)作りに繋がるところがあると思いますが、

「このポケモンでこういう動きをすれば勝てる」というパターンを、つくっておくことです。

引用:魔人探偵脳噛ネウロ(23)/©松井優征

 

ポケモン対戦が強いというのは、このパターンをどれだけ持っているかということだと思います。

目の前で対峙しているポケモンをただ倒していくのではなく、いかに相手を詰められるか。

言い換えるなら、「負け筋を潰していく」ということです。

 

ポケモン対戦には急所、追加効果といったギャンブル要素があり、

だからこそ記事の冒頭で、「高校生が世界チャンプに勝つこともありうる」と書いたのですが、

ランクマッチの上位層で活躍しているプレイヤーは例外なく、ケアが万全です。

引用:賭博黙示録カイジ(10)/福本伸行

 

ポケモン対戦をやったことがない人は、有名なポケモンプレイヤーの戦い方を見ておくと、

大いに勉強になると思います。強い人は、ここまで考えているのかと驚くはずです。

 

学ぶとは真似ぶこと。そこからスタートしましょう。

開始位置から一歩も動いてない奴が、こんな記事を書いています。

 

 

4.対策を考える。

これに関しては、ポケモンソルジャーさんの動画が非常に素晴らしくタメになるので、

ここで紹介させてもらいます。マジで見て欲しいです。

 

先ほど、「ポケモン対戦にはギャンブル要素がある」と書きました。

  • 1/24の確率で発生する急所。
  • 怯み効果のある技で何度も怯む。
  • 命中不安定な一撃必殺技。
  • 連続麻痺による行動不能、混乱自傷。

 

代表的なものを挙げるなら、こんなところでしょう。

「ポケモンバトルは所詮運ゲー」というのは、ある種の真実ではあると思います。

 

ただ、そこで運ゲーで片付けるのか。

それとも、負けた原因を分析し、対策や立ち回りを考えるのか。

 

こういった考え方の違いが、結果として「勝てる人」と「負ける人」を分けるのだと思います。

厳しい言い方になりますが、運ゲー運ゲーと騒ぐ人は、基本的な対策から逃げている

そもそも対戦やってない奴が何言ってんだという話ですが。

 

もこう先生は動画内で有効急所や低乱数、連続麻痺・怯みで負けると台パンし、

キレなきゃむしろ人間じゃねぇ!

ーと、数多くの名言を残してきましたが、これはネタで言ってるだけですからね。

もこう先生だから許されるというか、現実でやったらマジでドン引きしますよ。

 

 

5.一番大事なのは、〇〇こと。

ここまで散々書いてきましたが、やっぱり一番大事なのは、

実際にポケモン対戦をやることです。

引用:桜井政博のゲーム作るには(YouTubeチャンネル)

 

自分の手を動かさなければ、タイプ相性や強いポケモン、

理想的な動き方なんて頭に入りませんし、身につくこともありません。

 

だから、この記事で一番書きたかったことは、私みたいになるな

マサトを目指してはいけません。

知識だけ身につけて上から物を言うようなつまらない奴に、なって欲しくはないのです。

 

 

統括

今年、ポケモンSVを始めてみて、育成の手間が格段に減り、

対戦環境への敷居が下がっていることは、分かっているのですが・・・。

やはり、今後も自分は「見る専」のスタイルでポケモンと付き合っていくと思います。

 

いろいろ積みゲーが多いし、ブログ書いたりジムで運動する時間も必要なので、

今の生活習慣を続けていく間はやれそうにないですね。これからも私はマサトです。

 

記事の中で紹介したポケソルさんの動画は面白いので、見てみてください。

 

参考:

ポケモンソルジャー【ポケソル】

シングル対戦専門メディア「ポケモンソルジャー【ポケソル】」の公式YouTubeチャンネルです。

ポケモン対戦の活性化を目指し大会運営を行ったり、ポケモンガチ勢の普及を目的とした情報発信を行っています。

 

  • この記事を書いた人

イナ

本業は設計者。29歳。書評とコラムを発信する、当サイトの管理人。気ままに記事を更新します。日課は読書と筋トレ。深夜ラジオとADVゲーム好き。

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