【コラム】今後どう生きていくかを話してみます。
自分の未来について考えてみる
今回は自分の将来に対する考えを、言語化する目的でブログの記事に書きます。全人類の共通の悩みといっても過言ではない、「将来、自分が何者になるか」という話です。
私も自分の将来については、昔から漠然とした不安を持っていました。多分、世の中のほとんどの人がそうじゃないかと思っています。
私が中学生だった頃、卒業文集に書いていた将来の夢は、エンジニアかゲームクリエイターでした。
今はエンジニアという職業に就いているので、一応「子供の頃からの夢を叶えた人」になります。でも、子供の頃に思い描いていた「エンジニア」とは、仕事内容とかは大きく違いましたけどね。
自分の理想を叶えたように見えて、当の私本人は、今の自分の在り方にめちゃめちゃ悩んでいますよ。
更に、今の時代は「VUCA」という言葉に象徴されるように、予測不可能で先の見えない世の中です。多くの人々が、生涯で3〜4度転職するだろうと言われています。今の仕事を死ぬまでやる確率は、低くなっているということです。
世界の動きをコントロールすることは、できません。神様じゃないんですから。でも、自分の人生をコントロールすることはできます。
自分の人生を変えられるのは、自分だけです。
漠然とした不安を打ち消すのに最も効果的なのは、目の前のことに全力で取り組むことだと思っています。
実際、私も社会人1年目の終わり頃から、自分の人生について悩み続けたことがあったのですが、今はあまり考えていません。というのも、このブログを始めたからですね。
毎日最低1時間は記事を書いて、週に3本とか投稿をするようになってからは、余計な考えごとをするのが少なくなりました。
もう、人生について悩むということ自体が、あまり良くないことだと思っていて。悩んでいたって、そうそう答えは見つかるものじゃないですし、一生考えていくことだと思います。
だったら、とりあえず目の前のことに熱中して、時間を掛けて「好きなものを探していく」というのも、一つの生き方じゃないですか。人生というのは、自分の好きなことを見つけるためのプロセスなのかなと、最近は考えてます。
人生の不安
人生での不安は、最近になって2種類あるということに気がつきました。
一つは、先程述べた「先の見えないことに対する不安」。これは分かりやすいですね。もう一つは、「先が見えてしまうことに対する不安」です。
いきなり矛盾してるじゃねーか、と思われるでしょうけど、話を聞いて下さい。
確かに未来のことは分からないです。でも、何となく「これをやっていたら、こうなっていくだろうな」ということが分かる瞬間ってないですか?
例えば仕事に関していうと、上司の動きを見ていれば、何となく自分のキャリアって見えてきます。
スキルチェックを受けて、何年後に昇格試験の話が出てきて、主任の立場になって、更に上のマネージャーに・・・という具合にです。この例は順当にキャリアを積んでいった場合ですけどね。
私の気持ちでいうと、実はこの「先が見えてしまう不安」の方が大きいということに気がついたんです。今の会社でキャリアを積んでいった先を想像したときに、あまりワクワクしなかったんです。
会社を選んだのは私自身なので、決して被害者ヅラをするつもりはないですが。
だから今年になって、転職活動をしてみました。まだ転職はできておらず、活動自体は停滞してしまっていますが、自分の中で転職はいつか絶対にやる予定です。
本当は今年中にするつもりでしたけど、理想を求めたら、まだまだ実力も成果も足りないということが分かりました。それが分かっただけでも、前進できたと自分では思っています。
芸人:キングコングの話を聞いて・・・
ちなみに、この不安を私が意識し始めたきっかけは、下の動画になります。
【登録者90万人記念】キングコング西野さんが部屋に来てくれました
私は最近になって、キングコングさんにハマっています。梶原さんが「カジサック」としてyoutuberで活躍されているというのを、本当につい先日知りました。すごい今更ですね。流行を取り入れるのが遅いんですよ。
特に見ているのは、梶原さんのYouTubeチャンネルです。小学校の頃「はねるのトびら」とかめちゃくちゃ見ていたんで、その裏側の話とか聞けて楽しいです。
大物芸能人の方がゲストとして出演される回などは、過去の下積み時代とかのエピソードを聞けて、面白いですしタメになります。
上に挙げた動画は、梶原さんがyoutuberのチャンネル登録者数90万人を突破した際に、特別ゲストとして相方の西野さんが出演された回になります。この回は冗談抜きに3回位見てしまいました。
40分と割と長めの動画なんですが、驚愕のエピソードが連発なので、全然飽きません。芸人さんって本当に喋りが上手いなと改めて思います。
この動画の中で、「はねるのトびらが終わったときに、何を思ったか?」ということに対して、西野さんが「自分の中では正直、途中で終わっていた」ということを語るんです。しかも、番組が落ち目のときではなく、視聴率がトップで「国民的番組」と呼ばれていた頃にです。
頂点に立ったときに、「この番組のパッケージは限界だ」と悟ったそうです。何故かというと、視聴率のトップを毎週とっているのに、自分が「スター」と呼ばれるほどに突き抜けた存在になっていなかったから。
そこから彼はシフトチェンジして、絵本を描き始めるんです。
それで成功するのも凄いですが、何より凄いのは、そんな風に自分のことを徹底的に客観視できることが凄いと思います。仕事がとても順調にいっているのに、「今のままではダメだ」なんて、普通は思えないですよ。
しかも、その時の西野さんは今の私と同じ年ですからね。私が同じ立場だったら、完全に浮かれきっていると思います。俺スゴイやんって。
その後に西野さんはこう言うんです。「25のときに全部見えて、30代、40代をその確認作業で生きていくのは嫌だと思った」と。
この言葉が、かなり自分に刺さりました。
私にも今の働き方、習慣を惰性で続けていたら、将来的にこうなるだろうなというのは見えてきています。何となく見えるようになってきた、というのが正しいですね。
それを変えようと思ったら、やっぱり“挑戦”するしかないんですよね。人生を変える唯一の方法は挑戦することです。
そして成し遂げるためには、逃げることのできない環境に身を置くこと。
来月から、私も新しいことを始める予定です。今、やらざるを得ない環境をつくっています。ワクワクしながら、楽しんでやっていきたいと思います。