引用:ORICON NEWS
【感想】Road to 東京ドームに、参加してきました!
皆さんは、普段の日常で、ラジオ番組を聴いておられるでしょうか?
趣味の中ではマイナーな方だと、個人的には思っています。
「ラジオを聴いてるよ!」という人に、日常生活で出会ったことないですからね・・・。
かくいう私も、本格的に聴き始めたのはコロナ禍になってからだったので、
ラジオ歴でいえば3〜4年程度。
まだビギナーもビギナーで、何年にも渡って聴き続けている訳ではありません。
2/18に『オードリーのオールナイトニッポン(以下ANN)』という人気番組で、
放送15周年を記念して、ラジオ史上最大規模のイベントが開催されました。
『オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム』に参加してまいりましたので、
もう1ヶ月も経ってしまいましたが、そのときの感想を書きます。
今回の記事の構成は、こんな感じです。
記事の構成
- 準備
- 前日の流れ
- 当日の流れ
- Road to 東京ドーム
- 統括
では、さっそく始めていきましょう!
1.準備:
『オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム』のイベントの告知は、
開催日の1年以上前に、ラジオ番組内で告知されました。
結果としては、東京ドーム、ライブビューイング、配信を含めると、
総勢16万人ものリトルトゥース(ANNのリスナーのこと)が参加しました。
今後これだけのイベントがあるのかと疑わしくなるほど、
芸人ラジオとしては最大規模のイベント。
そのチケットの争奪戦は、“熾烈”の一言に尽きました。
とにかく、席が取れない。全く取れない。
先行抽選は1次から4次まで行われたのですが、私と友人は全滅しました。
X(旧ツイッター)の反応を見ても、私や友人以上のリトルトゥースの方でも、
チケットが取れないという状況でした。
・・・にも関わらず、やはりチケットの転売行為は行われており、
世の中ってクソだなと腐り散らかしていました。
この件に関しては、若林さんが自身のnoteに「お詫び」というタイトルで、
東京ドームの席を確保できなかった方々に向けて、記事を書いておられました。
リンク:お詫び|若林正恭(note)
無論、若林さんが悪い訳では全くなく、
それだけリトルトゥースの熱量が凄かったという話でしかないです。
ーが、この件に関しては、文句を言いたい人の気持ちもよく分かります。
ラジオの放送で「これ(席)埋まらないぞ」、「空席できたらどうするのよ」とか、
「宣伝Tシャツをつくったから、みんな宣伝して」と、
全国のリトルトゥースたちを散々煽ったにも関わらず、
いざ販売開始されたら、リトルトゥースが全然チケットを取れないという事態に。
私も灼熱の空気の中、サマソニ2023で宣伝Tシャツ(黒)を1日中着てきたのに、こんなの酷いよ。
-
【コラム】フェス初心者がやるべき「たった一つの準備」について。
続きを見る
誰が悪いという話ではないですが、じゃあ誰が悪かったのかという話をするなら、
これは若林が悪いです。
先行抽選が終わった後、一般発売で「ステージ裏体感席」が発売されたのですが、それは先着順でした。
もう心が折れていた私は、発売開始の前日から繋がらなくなっていたサイトを、死んだ目で眺めておりました。
正直諦めておりましたが、私の友人が執念でチケットを勝ち取り(1000回以上もリロードしたらしいです)、
圧倒的感謝とともに、友人と東京ドームまで向かいました。
2.前日の流れ:
ここでは、前日までの流れを書きます。
ANNとは全く関係ない、私の個人的な日記なので、興味ない方はスルーしてOKです。
早朝に最寄駅から名古屋へ向かい、真っ直ぐ品川駅へ。
集合場所に決めていた明治神宮で友人と合流し、二人で改めてお参りを済ませました。
その後、新宿へ移動して昼食を摂ります。
Fateをプレイした影響か、セブンプレミアムの「汁なし麻辛麺」にハマっていると友人に話していたので、
蒙古タンメン 中本新宿本店へ行きました。
オーソドックスな蒙古タンメンを注文したので、美味しく完食できましたが、
サウナ並みに汗をかきました。
その後、ルミネtheよしもとで人生初の漫才鑑賞。
「ニューヨーク」、「空気階段」、「NONSTYLE」、「パンクブーブー」といった、
著名な漫才師が数多く登場した舞台だったこともあり、非常に面白かったです。
M-1で優勝するほどの漫才師ですから、本当にクオリティ高かった。
ただ、後半の新喜劇に出演したキム兄こと木村祐一さんは、声量がカッスカスでした。
最後列で観ていた私のところまで、全然声が届いていなかった。
素人意見で恐縮ですが、もう引退した方がいいんじゃないかと心配になるくらい。
ーともあれ、生で「ですよ。」を見れたのは良かったです。
子どものときは大嫌いでしたが、20年近くあのスタイルで生き残っていたら、流石に認めざるを得ないですよね。
2022年4月23日に放送された、ANNのスペシャルウィークに登場してから、好きになりました。
参考リンク:オードリー若林 2020年の「ですよ。」に超ハマった話
ルミネを後にした我々は、渋谷のニンテンドーショップやポケモンセンターを巡り、
東京で生活している地元の友達と飲み会へ。
成人式以来ほとんど会っていなかったメンバーだったので、非常に盛り上がりました。
どれくらい盛り上がったかというと、そのままカラオケでオールナイトしたくらいです。
東京ドーム公演の前日に、何やってんだよ!
歌えもしないFate/Zeroのオープニングや、おジャ魔女カーニバルを熱唱していた記憶はあるのですが、
深夜3:00を過ぎてからは完全に気絶。
終了時刻直前で目を覚まし、白々と夜が明け始めた東京の街を、
全く機能していない頭で歩き出しました・・・。
3.当日の流れ:
翌朝。というより前日からの続きの朝。
ふらふらでホテルへ辿り着いた我々はシャワーを浴び、泥のように眠りました。
3時間ほどの仮眠をとって、再び渋谷へ移動。
昔、東京へ行ったときに立ち寄った喫茶店で、遅めのモーニングをいただきます。
オールナイト後の28歳の、リアルな表情が映っています。
ここのサイフォンコーヒーは本当に美味しいです。
参考リンク:シャルマン本店(食べログ)
そのまま、おしゃれな渋谷の街を二人で散策していたのですが、
前日の無理が祟って、素直に楽しめない。
これはリセットしないといけない!と、ホットペッパーでマッサージ店を予約。
この決断が功を奏しました。
チケットのお礼として、私の奢りで旨いステーキを食し、
30分程の全身マッサージを終えると、二人とも元気を取り戻すことができました。
紆余曲折ありましたが、いよいよリトルトゥースがひしめく東京ドームへと向かいます。
X(旧ツイッター)で会場の様子をリアルタイムで調べていましたが、
本当に凄い数の人が集まっていました。
ラスタカラーのタオル、ユニフォーム、ベースボールキャップ。
公式グッズを身につけた人たちで溢れかえっています。
(個人情報保護の観点から、画像処理しております。申し訳ありません。)
私と友人も事前に購入していた公式ユニフォームに着替え、会場の雰囲気を味わっていました。
ひとしきり写真を撮り終えて、遂に。
この1年間ずっと待ち望んでいた東京ドームの舞台へ、足を踏み入れます。
4.Road to 東京ドーム
ここは、本来は私が実際にステージ裏で体験したLIVEの感想を書こうと、
思っていたのですが・・・。
フルーツポンチの村上さんが、品川で開催されたライブビューイングに参加されており、
そのときの感想を自分のラジオで話されていて、それがめちゃくちゃよかったです。
リンク:しずる池田とフルーツポンチ村上のアーバンブルーラジオ(YouTube)
芸人や関係者ではない、ANNの1ファンとしての感想を、凄い表現力で話していて、
それを聴いたら、もう私が書くことないな・・・と思ってしまうくらいに。
ただ一言で表現するとすれば、全てがラジオだった。
それが本当に凄かったし、めちゃくちゃよかったなと。
東京ドームでラジオ?って疑問に思いましたが、本当にラジオをやっていました。
開催の前にテーマソング:「おともだち」とともに、エモいアニメーションがVTR演出で流れます。
私も小学校時代からの友人と参加していたので、自分と重なる部分もあって、グッときました。
そして、オードリーの若林さん、春日さんがステージに入場。
「どうも、ラジオモンスターです」という挨拶とともに、「今日は“ラジオ”やります」と宣言。
会場にラジオブースが出現し、本当に東京ドームでANNが始まるんだなと、
オープニングからテンションが天元突破しました。
イベントの構成は、こんな感じでした。
【構成】
- いつも通りのANNのラジオトーク
- ベンツの人力車庫入れ
- 春日のプロレス
- 若林さんのDJ&星野源とのコラボ
- 死んやめのコーナーからのエンディング
- オードリーの漫才で大団円
本当に、全てのイベントが面白かったです。
3時間半という長丁場の公演でしたが、あっという間でした。
ラジオトークも、プロレスも、DJも死んやめも全てが最高で、笑ってない時間がなかった。
ドームのベンチで座りっぱなしだったのに、尻の痛みが全く気にならないくらい。
“東京ドーム”という舞台に相応しい、素晴らしいイベントだったと思います。
ANNを聴いていない人にとっては、人力車庫入れって何? なんでプロレスしてんの?
ーと、疑問に思うでしょうが・・・これら全てがラジオに繋がっているイベントでした。
リスナーだからこそ楽しめるし、盛り上がる。そういうライブになっておりました。
東京ドームでは、構成作家である佐藤満春(サトミツ)さんと藤井青銅さんが、
『オール前座ニッポン』を実施されており、本番直前は会場で生放送しました。
そのとき、ステージ裏の観客に対してサトミツさんが手を振ってくれて、
それだけでもう、救われた気持ちになりましたね。
生で見たサトミツさん、めっちゃカッコよかったです。
そして、ハイライトだと個人的に思っているのが、
終演間際の「死んやめのコーナー」です。
リスナーからの投稿を春日さんが読み上げる、ANNの名物コーナーなのですが、
ここで本当に、東京ドームが爆発するのではないかというくらいの笑いの渦が巻き起こりました。
“あの一通”は、ラジオ史に残るといっても過言ではないと思います。マジで面白かった。
まとめると、東京ドームを埋め尽くしたリトルトゥースたちの熱気が、本当に凄かった。
若林さんが最後にコメントしていた、「漫才とラジオを信じてよかった」という言葉が、
このライブを締めくくる最高の一言でした。
5.総括
最高にトゥースな夜でした。
東京ドームで経験することができた景色は、一生忘れることがないと思います。
人生という単位で見ても、「置き石」となった1日でした。
このイベントに参加することができてよかった、というのが心からの感想です。
ライブを東京ドームで観ていた、元・乃木坂46の山崎怜奈さんが、
分かりにくい悩みばかり増えて、
諦めと後悔が心を塞いで全部どうでもよくなったときほど、
自分の日常と交わらない誰かの話に耳を傾けてると落ち着くんです。
あの周波数の先にはこんなに沢山の人がいるんだなあ。
笑いと愛に満ちてた。大きなお守りをありがとうございました。
・・・という投稿をX(旧Twitter)でされていて、凄くいい感想だなと。
全国にはこんなにも同じラジオを聴いて、楽しんでいる人たちがいることが分かって、
それだけでも嬉しかったです。
小学生時代からの“おともだち”と、同じ体験をすることができたということも、
決して当たり前ではなく、凄いことなんだと、自分でも思います。
30を迎える前に、この1日を迎えることができたのは、本当に幸せなことでした。
余談:チケットの転売について。
転売ヤーからチケットを購入した場合については、イベント直前に摘発され、
購入したチケットは無効となったようです。
高額な金額を払ってでも、どうしても行きたかった。
その気持ちは痛いほど分かりますが、公式サイトでも散々アナウンスされていたことだったので、
申し訳ありませんが同情はできません。
結果としては転売ヤーだけが美味しい思いをした、胸糞悪いことだと思われるかもしれませんが、
イベントサイドの対応としては、何も間違っていないです。
転売なんてする奴は、人間性を金に売った、クソ以下の最低生物なので、
「転売すんな」と言ったところで止める訳ないんですよ。人間じゃないんだから。
最善の対策は、「転売ヤーからは買わない」しかありません。
私から言えることは、どんなものでも転売ヤーから絶対に買うなということと、
転売ヤーはこの世界から消えて欲しいということだけです。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
参考
【オードリーANN東京ドーム】春日VSフワのプロレス!若林&星野源が熱唱!そして漫才! 16万人が熱狂「ラジオモンスター」イベントに