【コラム】高級なジムには値段相応のメリットがあった。
ジムのすゝめ
先月、私は27の誕生日を迎えました。
だから、という訳ではありませんが、これを契機に新しい挑戦を一つやってみました。
それは、「高級なジムに入会する」ことです。
ーで、1ヶ月程通ってみて、感じたこと等を皆さんにお伝えできればと思います。
結論だけ先に言うと、私にとっては非常に良い買い物でした。
ジムに通っていたけど、長続きせずに辞めてしまった・・・という方にとって、参考になれれば幸いです。
最初に、私のこれまでの、ジムの経験談からお話しさせて頂きます。
ジムに通っても、結局続かなくなる要因
前提として、ジムには大きく分けて3種類あります。
- 自治体で運営している公共施設のジム
- 会員制スポーツジム
- パーソナルトレーニングジム
参考:失敗しないジムの選び方|種類からおすすめの施設まで紹介!
この内、パーソナルトレーニングジム以外のジムは、一時期利用していたことがありました。
公営ジムと、会員制スポーツジムですね。
これは私が通っていた施設の料金なので、あくまで参考の話になりますが、
公営ジムは都度払いで、400円/1日。
会員制スポーツジムは、7000円/月。
まぁ、大体これくらいの施設に通っていたというイメージを持っていただければ大丈夫です。
数ヶ月間通っていましたが、結局長続きはしませんでした。
コロナウイルスとかの外的要因もありましたが、何だかんだと理由をつけて、最終的に行かなくなってしまったパターンです。
同じような経験をされている社会人の方は、ものすごく多いと思います。
ジム通いが続かない理由
「ジム 続かない 理由」というワードで検索すると、大体同じような理由が書いてあります。
「行くのがめんどくさくなったから」
「具体的な目標がないから」
「器具の使い方が分からないし、効果も感じないから」
参考:ジムが続かない理由とは|スポーツジムを続けるコツも徹底ガイド!
こういった意見、私も良くわかります。
特に「具体的な目標がない」というのは、私には結構刺さりました。本当、その通りだなと。
会員制のジムを契約したときも、始めたきっかけは「マグマスパゲティを作れるようになって笑わせたい」というものでしたからね。
・・・というのは冗談なんですが、
「何となく、休日にジムに行っているとカッコいい」
「腹筋を6つに割りたい」
「今よりもっとイケてる自分になりたい」
とか、そんな動機で始めていたと思います。
でも、動機なんてその程度のものでいいと思うんです。それに夢中になって、前に進めるのであれば。
始めるきっかけは、どんなに下らないものであってもいい。
しかし、多くの方にとってジムが長続きしない、その根本原因は“モチベーションが上がらないから”ではないでしょうか。
モチベが上がらない
ジムに行かなくなった理由に、「通うのがめんどくさくなった」というのがありました。
で、その対策として「家から近い場所を選ぶ」という声はよく聞きます。
でも、この方法は個人的にはあまり効果が無いと思っています。
当然、家から近いに越したことはありませんが、ジムに行かなくなった本質的な理由って、そういうことではないですよね?
究極の話、ガッキーや橋本環奈さんが通っているジムがあるなら、県外だろうと通うでしょう?
(そんなところが一般人に利用できるなら、トレーニングどころじゃなくなりますが・・・)
ジムが長続きしない人の大半の理由は、シンプルに「飽きた」からだと思うのです。
実際、私の自宅から徒歩5分のところに市営のジムがあるので、定期的にそこに通っていた時期もあったのですが・・・
それすらも、段々とめんど臭くなってしまいました。
私の経験上、自分の心がときめかないのであれば、どんなに近くにジムがあっても通わないです。
徒歩5分でダメだったんですから。
高級ジムに行ってみて
そういう訳でジムに通わなくなり、なかやまきんに君のYouTubeチャンネルを見ながら、休日に自宅で筋トレする程度になってきたこの頃。
「そろそろ運動し始めなきゃなぁ」
と思い、県内で通えそうなジムをいろいろ調べていました。
ーで、“どうせなら”と思い、今まで行ったことがないような、セレブなジムの見学を申し込みました。
無論、私は一般的なサラリーマンなので、「入会金ウン十万!」みたいな、ガチガチの高級ジムではないです。
あと、ライザ●プでもないです。
価格帯としては、¥13, 000-/月くらいのランクで、オシャンティーな感じのジムです。
バカみたいに高い料金ではありませんが、決して安くは無い金額。
「ちゃんと通えるかなぁ・・・」と、半信半疑で契約してしまいましたが、
現時点ではかなり満足しています。
やっていること自体は、これまでに通っていたジムと大差は無いのですが、充実感が全く違いました。
私が感じた「ここが違う」というポイントを、3つに絞って紹介します。
3つのポイント
1.モチベーションが全然違う。
2.サウナが付いている。
3.自己肯定感が生まれる。
1.モチベーションが全然違う。
やり始めてみて気づいたのですが、ジムに行くモチベーションがこれまでと明らかに違います。
これまでに通っていた市営のジムとかでは、行くまでが本当にめんどくさくて仕方なかった。
「時間あるし今日は行こうかな・・・でもめんどくせぇよなぁ・・・」
こんな非生産的な自問自答を10回ほど繰り返して、ようやく行っていたくらいです。
更衣室で着替えている最中になっても、“帰りたい”という気持ちで一杯でした。
でも、今私が通っているジムは、極々自然に通えています。
「よしっ。午前中に用事は片付いたし、午後からジムに行こう」
こんな感じで、“ジムに通う”という行為に全くストレスがありません。別次元に違います。
環境が違う
大前提として、ジムに通う為に月に一万円以上消費している訳なので、“行かなきゃ損”という気持ちは勿論あります。
全く利用しなければ、毎月1万と数千円をドブに捨てているに等しいですからね。
ただ、そういった焦燥感からではなく、シンプルに「ジムに行くことが楽しい」、「また行きたい」という、
とても前向きなモチベーションで続けることができています。
その大きな理由は、ジムの環境が抜群に良いから、ですね。
細かいところを挙げるとキリがありませんが・・・
- マシンの性能・台数
- 清潔さ
- トレーナーの質
- 雰囲気
ここら辺は、やっぱり全然違いました。
高級な施設だからトレーナーの質も高い、なんて言い切るつもりはありませんが、一定の相関関係はあると思っています。
働いている人たちや、雰囲気がとても良いので、リラックスしてトレーニングができています。
市営ジムの場合、コロナウイルスの感染防止対策で、マシンの台数制限などもありました。
やりたいトレーニングが中々できない・・・ということも、少なからずありました。
その影響もあってか、利用するお客さんの数が減っていくと、やっぱり施設の雰囲気が寂しいんですよ。
トレーニングは基本、一人でやるものなので。ジム内にはある程度人数がいた方が、初心者にはありがたいと私は思います。
ジムを利用する目的は人それぞれで、軽い運動ができれば良いという方もいれば、物凄くハードに鍛えている方もいらっしゃいます。
どちらが偉いということではありませんし、私もボディビルダーのような鋼の肉体を目指している訳ではありませんが・・・
高級なジムではやはり、筋肉バッキバキな方を見かける頻度が高いです。
本当にとんでもないマッチョがいます。
引用:【UFCGYM】ここがアメリカUFCジムの総本山。とんでもないアメリカンサイズの最新ジムで筋肉取材&柔術クラスに道場破りを敢行です。
そういった方々みたいになりたい!と強く願っている訳ではありませんが、一人の漢として、やっぱり憧れはあるんですよね。
努力によってのみ造られた、肉体の結晶なので。
腕周りが自分の2倍以上あるような人を見かけると、自然とトレーニングのモチベーションが上がります。
あと、細かいポイントですが、マシンにモニターが付いていて、
- 掛かった負荷の合計
- 反復回数
- インターバルの時間
これらが分かるのも、トレーニングのモチベーションUPになります。
後述しますが、サウナも付いていて、アフターケアもバッチリです。
ここは今から紹介しますね。
2.サウナが付いている。
去年、サウナに関連する本の紹介をした通り、私は一端のサウナーです。
-
【要約】サウナしか勝たない。『医者が教えるサウナの教科書』
続きを見る
定期的にサウナに通って、分かったことなのですが、運動した後のサウナが一番気持ちイイです。
ジムで体を動かして、ちょうど疲労感が溜まった後に入るサウナ・・・これに勝るリフレッシュ法を、私は知りません。
元々、現在通っているジムに入ったきっかけも、「サウナが付いている」というのが最も大きな理由でした。
「コップのフチ子」さんを生み出した漫画家:田中カツキ先生の連載されている『サ道』を読んで、
「サウナ付きのジムって行ってみたいなぁ〜」と思ったのが、最初のきっかけでした。
まぁ、『サ道』を読んでいて、田中先生がジムで体を鍛えている描写は皆無なので、
「この人はサウナ入るためだけにジムに通ってんのか・・・?」
と、余計なことを思わないではないですが。
サウナで汗をかいても痩せる効果は全く無いので、ダイエットしたいなら体を動かして食事制限しましょう。
とにかく、サウナの疲労回復効果は抜群なので、結構身体を追い込んでも翌日に支障をきたさずに済む、というのはありがたいです。
3.自己肯定感が生まれる。
今の私はジムに行くことで、日常のガス抜き・ストレス発散ができています。
「休日ジムに行って、サウナでリフレッシュする」というのは、私にとって最高のオフです。
ジムに行けただけで、それ以外のことが何一つできていなかったとしても、“勝った”という気持ちになれます。
何に対して勝っているのかはよく分かりませんが、ものすごい満足感を味わえています。
「自己肯定感が生まれる」というのは、一つの趣味としては最大限の効果ではありませんか?
今年のGW期間中、『WHITE ALBUM2』のようなエロゲを遊んでいたときは、「俺、何やってんだろ感」が凄まじかったです。
ゲーム自体を否定する訳でも、それを楽しんでいる人たちを貶めるつもりは全くありませんが、
私自身が楽しめていないのに、他にやる娯楽が無いから続けているという状態が良くなかった。
特に、『WHITE ALBUM2』は主人公に全く感情移入ができなかったので、
「ブログでこいつのことボコボコに書いてやる」という、非常に後ろ向きな行動理由だけでやっていましたし。
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これを遊んでいる間、「休日に何やってる?」って聞かれても、正直に答えられなかったと思います。
でも今は、自信を持って「ジムに行ってます!」と言えることができるので、そういう意味でも良い趣味です。
統括
ジムに行っていたけど、途中で辞めてしまった。そんな方は、本当にいくらでもいると思います。
“荒療治”ではないですが、ちょっと奮発してお高いジムに行ってみると、違う景色が見えてくるかも・・・
今回は、そんなことを伝えたかったです。
もちろん、人によって合う/合わないはあるので、契約する前に見学・体験することが大事だと思います。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
参考
マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~(1) (モーニングコミックス)