【紹介】これだけは見て欲しい! 実況者:レオモンのオススメ動画。

2020年12月20日

 

【コラム】伝説の実況者、レオモンの抱腹絶倒動画を紹介。


今回の記事は、本の要約ではありません。とあるゲーム実況者の紹介の記事になります

何故、こういう記事を書こうと思ったのか、その説明からさせて頂きます。

 

 

今回の記事を書いた理由

今まで読書に関する記事を挙げ続けていたのに、急にゲーム実況者の紹介を始めて、どうしたのかと思われたかもしれません。主な理由は、これです。

「ネタがなかった」

いや、ネタ切れという訳ではありませんよ。毎日読書はしていて、紹介したいけど記事を書いていない本はまだまだあります。

 

ただ、最近読んだ本は「別にブログに挙げるほどでもないかな」というものが多かったので(失礼極まりないですが)、ちょっと本の要約をするモチベーションが湧いてきませんでした。

後、一冊の本を要約するというのは、それなりに工数掛かりますからね。適当に紹介するのも、作者に失礼です。

今週は本の紹介はお休みさせて頂きます。

 

で、どうせだったら偶には「人の役に立つ」というコンセプトを一度忘れて、自分の趣味全開の記事を書いても良いのではないかという結論になりました。

今回の記事はいつもの本の紹介とは違うので、人生で得する情報を発信するという趣旨からは外れるかもしれません。

ただ、年末の仕事納めで毎日忙しかったり、人間関係で疲れてしまったりしている方々を、少しでも楽しませることができれば、と思っております。

 

ポケモンの話題

趣味とはいえ、何の記事を書こうかなと考えていたときに、Amazon prime videoでアニメ、ポケットモンスターの映画が見れるようになりました。

12月15日からAmazonプライム・ビデオにてポケモン映画の配信が開始された。『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』(1998年公開)から、『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』(2018年公開)まで、全22作品が、プライム会員であれば追加料金なしで視聴可能だ。

引用:https://www.cinemacafe.net/article/2020/12/19/70576.html

私も、この機会に過去の名作を懐かしみながら、楽しんでおります。

 

来年、ポケモンは生誕25周年を迎えます。小学生〜中学生の頃は、私もポケモントレーナーの一人でした。今はゲーム自体を全くやっていないのですが、YouTubeでゲーム実況を見るのは大好きです。

そんな中、思い出したのが今回紹介するゲーム実況者、「レオモン」さんです。

 

 

レオモンとは

彼の簡単なプロフィールは、こんな感じです。

2011年01月17日、実況者としての活動を開始。
同月29日、ときメモ4の実況で初のランキング入りを果たす。

その後、MF2や単発、打ち切りを数本経て、2カ月の失踪。
来る2011年10月08日、復活と共に投稿したポケモンで、
念願の総合ランキング1位を達成。一躍注目の的となった。

同作品は、2011年、年間実況者ランキング1位を獲得。

引用:ニコニコ大百科

 

非常に有名なゲーム実況者なので、わざわざ私が紹介することもないかもしれません。今や大勢いるゲーム実況者の中で、何故この人を取り上げたかというと、シンプルに私が大ファンだからです。

世界一面白い実況者だと勝手に思っています。それくらい好きですね。

 

 

動画の特徴

彼の実況動画の特徴を、簡単に説明します。

 

凝り過ぎている編集

基本的に、挙げている動画の編集量が凄まじいです。動画にもよるのですが、本当に個人で挙げているのかと疑う程のクオリティです。

後述する作品の中には、一本の映画を見たくらいの満足感を味わえるものがあります。

 

自分でゲームをやっていると、どうしても作業的になってしまったり、面倒だなと思ったりする場面があります。実況動画だとそういった部分を省略して観れるので、良いですよね。

レオモンさんの動画は、普通なら単調になりがちな場面でも、丁寧な編集がされていて、とにかく喋りが面白いので、見ていて全く飽きません。

 

ゲームへの愛

本当にこの人はゲームを楽しんでやっているのだな、というのが伝わってきます。実際に見てみれば、良く分かります。

彼が挙げている実況シリーズには、超理不尽な“縛りプレイ”と呼ばれるものがあります。ゲームをあまり知らない人には、馴染みがないかもしれません。

簡単に説明すると、実況者本人が、プレイに何かしらの制限を課してクリアを目指すというものです。

 

例えば、ポケモンでの縛りプレイは何かというと・・・

「レベル5以下でクリアする」
「経験値の取得を禁止する」

といったものです。今挙げた例は、実際に動画があります。

見ているこちらの方が「これは無理だろ・・・」と諦めの気持ちになってしまうようなレベルです。

 

ゲームにも“難所”があるので、何回も何回も挑戦して、根性で乗り越えるしかない場面があります。そういった時でも決して諦めず、ひたすらに勝利を目指す姿は、ゲーム実況といえど感動してしまいます。

 

定期的に失踪する

これはあまり良くないポイントですね。彼の実況動画は抜群に面白いのですが、時々更新が止まります。

現在(2020/12/20)、続いているシリーズも休んでいる状態です。場合によっては、年単位で更新が止まることもあります。

面白いけど定期的に休むというのは、『ハンターハンター』の冨樫先生を彷彿させますね。

 

休暇期間中に、過去のシリーズをまとめて見てみるのがオススメです。本当に、面白過ぎて飽きないんですよね。

下手したら3〜4周は見ているシリーズもあります。

 

 

それでは、私が実際に見たレオモンさんの実況動画の中から、オススメのシリーズを4つ程紹介していきます。

 

 

①ポケットモンスターコイキング〜金鯱の逆鱗〜

皆さんは「コイキング」というポケモンをご存知でしょうか。非常に能力値が低く、進化して「ギャラドス」になるまでは使いものにならない、悲しいまでに弱いポケモンです。

実際の、ポケモン図鑑の説明にも

ちからも スピードも ほとんどダメ。せかいで いちばん よわくて なさけないポケモンだ。

とまで書かれている程です。ポケモンに詳しくなくても、コイキングが弱いということは知っている人も多いのではないでしょうか。

 

企画説明

「ポケットモンスターコイキング」は、レオモンさんの代表作です。動画内容は、『ポケットモンスタールビー』をコイキング1匹だけでクリアするというシンプルなものになります。

シンプルなものですが、実際にゲームをやっている人達からは「絶対にクリアできない」とまで言われていたほどの、超高難易度の縛りプレイになります。

 

始まりは漁師

実況動画のルールとして、色違いのコイキング1匹でクリアするというのが大前提にありました。

色違いというのは、『ポケットモンスター金・銀』から実装された、超低確率で出現するアナザーカラーのポケモンのことです。

(※当時は1/8192という狂気染みた確率でした。)

 

「ポケットモンスターコイキング」は、その色違いコイキングを捕まえるところから始まります。実況時にはフリーソフトのカウント機能を使って、試行回数を記録しています。

ただ、レオモンさんの運が絶望的に悪かったのか、試行回数が8192回を超えても一向に出現せず、遂にはカウント機能がオーバーフローを起こす程の試行回数になりました。

 

ほぼ4万回の試行回数(期間:1ヶ月)を経て、色違いの金色コイキング(命名:しゃちほこ)が現れたとき、

「大学受験の合格発表で自分の番号を見つけたときと同じ声が出た」

と発言しています。

 

これを聞いただけでも、途方もない挑戦であることは伝わると思います。この時点で、未だ企画は始まってもいないですからね。

 

苦難の果てに・・・

ただでさえ難しいにも関わらず、自分の首を締めるかのように縛り内容を強化したり、録画データが破損するなどの非常事態が起きたり、その挑戦は困難を極めました。

また、彼の実況動画の中でも異常染みた編集を行なっているのが特徴的です。実況当時は仕事をしていたこともあって、この実況動画の完走には何と6年かかっています。

シリーズの完結時には、ネットニュースにも取り上げられました。

約6年越しのおめでとう……! 金色のコイキングだけで殿堂入りを目指す「ポケモン」実況プレイ動画がついに完結

 

私から多くは語りません。もし未だ見ていないのであれば、是非見て欲しいです。

「ゲーム実況なんて下らない」と思われるかもしれませんが、その下らないことに情熱を持って、やり抜くことが素晴らしいことだなと思います。

私は何回もこの作品を見ていますが、見る度に涙が出るほど笑いますし、気がつけば手に汗握るほどに熱中して、最後には感動します。お金を払いたいくらいですね。

 

名言
  • 「釣られたのは俺だということか」
  • 「何でお前こんな鼻息荒え女によ。どう見たってブサイクだろ。何をどうやったらメロメロになるんだよ」
  • 「俺がこのジムをクリアするまでに何ヶ月掛かってると思ってんだ。これやりながら何本もの実況動画を見てきたと思ってんだ。何人の勇者が世界を救ったと思ってんだ」
  • 「このレベル差をものともしない、しゃちほこの弱さ」

 

 

②ポケモンサトシバージョン

レオモンさんが2017年に公開された映画、「劇場版ポケットモンスターキミにきめた!」を見て号泣したことをきっかけに、作成したシリーズです。

 

企画説明

実況動画の内容は、アニメのポケモンの主人公:サトシが使うポケモンのみを使用して、『ポケットモンスターピカチュウver.』をクリアするというもの。

ゲームの中でアニメ再現ができる場合は、その通りに進行させます。

例)

  • アニメで進化しなかったポケモンは、進化できるレベルになっても進化させない。
  • リザードン1匹のみで倒したジムは、リザードンだけで突破する。
  • サトシが捕まえた進化済みのポケモン(ピジョン・ゴースト等)を捕まえる際は、進化前から進化させずに、野生で出現するのを粘る。

 

「レオモンがポケモンをしている」というパワーワード

豊富な種類のポケモンを扱える上に、サトシの使うポケモンは強力なものが多いので、コイキング縛りプレイに比べたら、クリアすることは全然大したことないように思われました。が・・・

あまり多く語ってしまうとネタバレになるので、詳細は動画を見て楽しんでもらえたらと思います。このシリーズも何周か見ています。

 

基本的に私は、ニコニコ動画よりYouTube派なのですが、この動画はニコニコ動画で見た方が楽しめると思います。

コメントが面白いんですよね。

「レオモンがポケモンしてる」

「6年間もポケモン実況していた人とは思えないプレイ」

「コイキングの戦い方しか知らない男」

こういうコメントを見ると、何となく動画の内容を察することができるかもしれません。

 

また、各動画の終わりに「レオモン博士のアニポケ講座」という、アニメのポケモンのストーリーを短く解説するコーナーが差し込まれており、これが非常に良く出来ています(本人も自画自賛しています)。これを見るだけで、アニメのポケモンに大分詳しくなれます。

とにかく、レオモンさんのポケモンへの愛が伝わってくるシリーズです。現在進行中のシリーズである「全386匹と友達になるポケモン不思議のダンジョン」とリンクしている部分もあります。

 

名言
  • 「ピカイチ(ピカチュウ)の金の玉を見つけてしまった」 ※ロケット団のアジト攻略時。
  • 「俺の目を見ろ!」 ※相手に混乱状態にされたとき。これを言えば何故か攻撃が通る。
  • 「当たってんだろどう見ても! 何なら浸かってるだろ!」 ※ポケモンスタジアムで「波乗り」を躱されたとき。

 

 

③ギターを弾くとバスターを撃つロックマン

タイトルを見ただけでは、「何を言っているのか分からないと思うが、俺も何のことを言っているのか分からなかった・・・」と、ポルナレフ状態に陥ってしまう動画です。

この縛りプレイの内容は、一言でいうと通常のコントローラーの使用を禁止するというものです。

使用するのは、音楽ゲーム『ギターヒーロー』のギター型コントローラー。そして、『ドラムマニア』の専用コントローラー。

 

本来なら音楽ゲームを遊ぶためのコントローラーで、アクションゲームである初代ロックマンのクリアを目指すシリーズになります。

早い話、出落ち企画です。それを言い出したら「ポケットモンスターコイキング」もそうですが、何が彼をここまで駆り立てるのでしょうか。

 

企画説明

この縛りプレイを始めたきっかけは、ロックマンは“ロックンロール”から来ていることから、と説明しています。

ロックマンのキャラクター名等は、音楽関係に由来しているものが多いです。私も、知るまでは“ロックオン”からとっているものと思っていました。

ロックマンはロックンロールマンなんですよ。ということでね、

ギター型のコントローラーを取り出して、この実況動画が始まります。何が“ということで”なのかは全然分かりません。

 

タイトル通り、ギターを弾くとロックマンがバスターを撃ちます

弦にあたる部分にボタンが配置されており、独特な操作性で進めていくことになります。これだけでも難しい上に、移動は足元のフットペダルで行います。

 

更なる縛りとして、ボスを倒したら取得可能な「特殊武器」を一切使わずに、通常攻撃の「ロックバスター」のみで最終戦まで戦います。

初代ロックマンは、バスター縛りだけでも難しいゲームなので、相当に苦戦していました。

 

初見プレイということもあって、ステージの攻略手順を一つ一つ覚えながら、手探りで進めていきます。

「ここはもっと踏み込みが必要だな。・・・何だよ“踏み込み”って。ロックマンやってんだよ」

と、ときには自分で自分のプレイに突っ込みを入れる場面もありました。

 

ステージの攻略も難しいのですが、最後に待っているボスも強く、何度も何度も挑戦することになります。

ボス戦時に、焦り過ぎて逆向きにバスターを撃つロックマンの姿は、多くの視聴者の腹筋を崩壊させました

 

名言
  • 「ロックマン逆だよ。何やってんのロックマン。ロックマン?ロックマン逆だって!」
  • 「正直この企画出オチなんで」

 

 

④クリスマスまでに彼女をつくるアマガミ

『アマガミ』はキャラ、シナリオ、システムの全てが完璧と言われた、恋愛シミュレーションソフト。いわゆる“ギャルゲー”です。

発売から10年経った今でも、多くのファンがいる作品になります。

 

企画説明

内容を簡単に説明すると、クリスマスまでの一ヶ月間、ヒロイン候補のキャラクターとの好感度を上げて、クリスマスの夜を共に過ごすことができれば、ゲームクリアです。

サポートキャラクターである妹から「日々の積み重ねが肝心なんだよ」というアドバイスを貰いながら、毎日ヒロイン候補のキャラクターと会話したり、イベントを消化したりして、恋愛していきます。

「クリスマスまでに彼女をつくるアマガミ」は、レオモンさんが実際のクリスマスまでの約60時間で、『アマガミ』を攻略するという実況動画です

 

ギャルゲーをプレイするときは、主人公の名前を「レオモン」ではなく「獣田 礼王門」でプレイするという、謎の拘りを見せています。

「俺はまだ諦めていない、絶対に彼女をつくってみせる!」

という一人の男の挑戦です。まあ、ゲームの話なので彼女をつくるもクソもないですが。

 

シリーズを見た感想を一言でいうと、「最高に面白くて、最高に気持ち悪い」です。

誤解しないで欲しいのですが、この気持ち悪いというのは、褒め言葉です。不快感から言っている訳ではありません。

 

とにかく、『アマガミ』というギャルゲーを心の底から楽しんでいるのがとても伝わります。もちろんネタではあるのですが、二次元のキャラクターに本気で恋愛しているような気持ちでプレイしています。

笑うに決まっているじゃないですか、そんなの。

 

とはいえ、好きになってしまう気持ちも分かるくらい、『アマガミ』のヒロインは全員可愛いです。全員が美少女だけど完璧ではない、というバランスが絶妙です。

「こういう女の子いるかもなあ」という気持ちになります。いないですけどね。

 

実生活への影響

この実況動画を見た影響で、『アマガミ』のアニメを全話見ました。実際にゲームもやりたくなったのですが、25歳の独身男が部屋に閉じこもり、ギャルゲーで興奮する姿は客観的に見てヤバいよなと思い、自制しました。

でも、いつか購入してプレイするかもしれません。そのときは冷ややかな目で見守ってくれればと思います。

(追記:買いました。めちゃくちゃ楽しい。)

 

選べない男

『アマガミ』はギャルゲーなので、全てのヒロインと好感度を上げることが可能ですが、最終的にクリスマスの相手として選ぶことが出来るのは一人です。

 

最初、獣田は本命として決めていた幼馴染みのキャラクター、「桜井梨穂子」を彼女候補にプレイをしていきます。

それは順調に進むのですが、ゲームを進めていく内にマドンナ的存在の先輩キャラクター、「森島はるか」との好感度も上げていきます。

「森島先輩は遊びのつもりだったけど、何か選べなくなってきたな」

 

最初は本気ではなかったと言い訳をしながら、堂々と二股をかけ続ける獣田。挙げ句の果てにはこんなことを言い出します。

「これは二股じゃないから。二人とも好きなだけだから」

開き直り、クズ男の常套句を連発する姿は、多くの視聴者の低評価を呼び寄せました。

妹のアドバイス通り、日々の“罪重ね”を行った獣田が、クリスマスの夜にどんな結末天罰を迎えることになるのか。是非、その目で確かめて見てください。

 

名言
  • 「コイツどんだけ安産型なんだよ。産み放題か」
  • 「おっぱいって光るんだ!」
  • 「先輩!僕の汗と先輩の汗が混じり合って最っ高のジュースができてますけど!!!」

 

レオモンさんのチャンネル

YouTube:https://www.youtube.com/user/LeomonTube

ニコニコ動画:https://www.nicovideo.jp/user/13761207/video?ref=pc_userpage_menu

  • この記事を書いた人

イナ

本業は設計者。29歳。書評とコラムを発信する、当サイトの管理人。気ままに記事を更新します。日課は読書と筋トレ。深夜ラジオとADVゲーム好き。

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