引用:https://hakuchumu-epiphany.jp/
【コラム】神ゲーは音楽も素晴らしい、という話。最高のライブでした!
2024/11/10に東京の山野ホールにて開催された、『白昼夢の青写真』の初音楽ライブ。
Epiphanyに参加してきたので、もう2週間も経過してしまいましたが、
今回はライブの感想を書きます。
『白昼夢の青写真』というゲームについては、過去に2回も紹介記事を書いているので、
全く知らない方はこちらの記事をご参考に。
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【レビュー】面白さの次元が違う圧倒的シナリオ。『白昼夢の青写真』
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【神ゲー】世界と呼ばれた少女の物語。『白昼夢の青写真』【再掲】
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・・・というより、こんな記事を読むなら実際にゲームを買って、プレイしてくれる方が100倍うれしいです。
引用:桜井政博のゲーム作るには(YouTubeチャンネル)
今年の夏に本編の続編となる朗読劇の再公演が行われ、
その公演終了後に音楽LIVEが行われることが、会場内で初発表されました。
YouTube:2024.08.03 <再演> 朗読劇 白昼夢の青写真 CASE-_ 誰が為のIHATOV ティザーPV
白昼夢の青写真に脳を焼かれている私は、朗読劇イベントと同様ノータイムで参加することを決意。
ちなみに、2023年に初公演された朗読劇の感想も、ブログに書いております。
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【コラム】朗読劇 白昼夢の青写真 CASE-_他が為のIHATOV。【感想会】
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LIVEチケットは先行抽選で無事に当選したのでよかったのですが、
昼・夜公演ともにチケットは完売になっていたようなので、無事に席を確保できてよかったです。
原作PC版の発売から4年が経っている作品ですが、根強いファン人気を感じますね。
シナリオが素晴らしいことはもちろん、各テーマソングの完成度も非常に高く、
未だにサントラをよく聴いているくらいなので、今回のLIVEイベントは本当に本当に楽しみでした。
今回の記事は、以下の構成で書かせてもらいます。
記事の構成
- 開場まで
- 開場してから
- LIVEの感想
- セトリについて
- 統括
では、さっそくはじめていきましょう!
ココに注意
本記事には、ゲーム本編の軽いネタバレが含まれます。
未プレイの方は、本編をやってから読んでください。
1.開場まで
新幹線に乗って東京に到着したのがLIVE当日の11時。
まずは、白昼夢の青写真の朗読劇を観に行った友人であり、美少女ゲームの師匠の家を訪ねました。
LIVEの前にランチしたのですが、そこで食べたラーメンが非常に美味でした。
やはり東京は、マジで旨い飯屋が多い。
食を開拓してくれる東京住みの友人の存在は、本当にありがたいなとしみじみ思います。
そして、14時過ぎた辺りでLIVE会場である山野ホールに到着。
今回のLIVEは昼・夜公演とあったのですが、我々は昼公演に参加しました。
朗読劇の再公演が行われた場所と同じで、開始前のトイレがめっちゃ混むことは分かっていたので、
事前に代々木駅付近のお店で済ませます。
会場に着いたと同時に、開場のスタート時刻になっていたので、既に他のお客さんの列ができていました。
LIVEが始まる前に、物販に並んでグッズを購入している方も、多数見られました。
今回のグッズの中では、メタルチャームとぬいぐるみが非常に人気だったようです。
参考URL:公式サイト
(私もLive終了後に購入しました。Tシャツも買っておけばよかった・・・泣)
客層は大体私と同じくらいか、20代前半くらいの若い人たちが多かった印象です。
男性客がほとんどかと思いきや、女性のお客さんも結構見かけました。
以前の朗読劇イベント等で販売されていたグッズを身につけている、コアなファンの方もおりました。
LIVEに来ていた業界の知人の方と少しお話しして、
開場の10分くらい前になったタイミングで入場の列に並びました。
2.開場してから
会場に入り、少し長い階段を降りていくと、ホールの入り口が見えてきます。
朗読劇イベントで見たフラワースタンドが、今回も設置されておりました。
購入したチケットには”4列目の13番”と記載されていたので、かなり前方の席が当たったと喜んでいたのですが、
まさかの最前列。それも、ほぼほぼセンターという、超大当たりのチケットでした。
一緒に行った友人も信じられないという感じで、Liveはまだ始まっていないというのに、
2人でテンションMAXになっていました。
LIVEの開始時刻である15時になると、目の前のステージセットに腰掛ける演奏者さん。
そして、ボーカルを務めるHinanoさんが登場し、
スクリーンモニターに『白昼夢の青写真』の映像が映し出されます。
いよいよ、白昼夢の青写真-Epihany-がスタートしました。
YouTube:2024.11.10 白昼夢の青写真 LIVE「Epiphany」 ティザーPV
3.LIVEの感想
いや、素晴らしかったです。
いきなり結論ですが、マジで行って良かったです。
最前列のセンターという最高の席で、圧倒的なパフォーマンスを見ることができて、
今年はもう悔いがないです。
引用:『進撃の巨人(2)』/©諫山創・講談社
今回のLIVEでボーカルを担当されたのは、朗読劇イベントから『白昼夢の青写真』に参加されたHinanoさん。
ゲーム版で歌っていたyukiさんとは別の方で、朗読劇のOPとED曲を担当された歌手の方です。
朗読劇でも生歌を披露されていたので知ってはいたのですが、やはり圧倒的。
2時間のステージで、白昼夢の青写真のほぼ全ての曲を、最後まで全力で歌いあげてくれました。
原作ゲームを担当されたyukiさんが儚げな少女の声で、しかし芯の通った透明感のある歌い方に対し、
Hinanoさんは情熱的に歌いあげるのが特徴的で、ダイナミックな力強さを感じさせます。
LIVE中のファンサービスも素晴らしく、会場を大いに盛り上げてくれました。
18歳とは思えないですよ、本当に。
更に、ギター、ドラム、キーボードを担当された各演奏者さんも実に楽しそうに演奏されていて、
観客も全員、立ちっぱなしでした。熱中していたので、全然疲れも感じなかったです。
『白昼夢の青写真』のテーマソングは、アップテンポの曲が少ないので、
LIVEではどうなるだろうと思っていましたが、実際に演奏されると、全く杞憂でしたね。
盛り上がる曲はしっかりと盛り上がり、しっとりとした曲は静かに聴き入ることができて、
2時間のLIVEはあっという間に過ぎてしまいました。生演奏はやっぱりいいなぁ・・・。
演奏者さんと観客たちの熱気と、当日はタートルネックのニットを着ていたので、
すぐに汗だくになってしまいました。完全に着る服のチョイスを間違えました。
あと、公式からアナウンスがありましたが、現在Laplacianで制作中の新作ゲーム映像が流れました。
タイトルは「アイソメリカ」。ステージで流れたのは、シナリオ冒頭5分くらいの映像でしたが、
めちゃくちゃに気になる内容でした。100%買います。
4.セトリについて
Epiphanyのセトリは、こんな感じでした。
0. いつかの白昼夢
【ティザームービー】
1. Into Gray
【CASE-0 オープニング】
2. クラムボン
【CASE-1 オープニング】
3. ブルカニロ
【CASE-1 エンディング】
4. 冷たい壁のむこうに
【CASE-2 オープニング】
5. 夜明けの片隅で
【CASE-2 エンディング】
6. 夏のタイムカプセル
【CASE-3 エンディング】
7. 栖鴉(せいあ)の綿(わた)
※過去作『未来ラジオと人工鳩』のOP
8. 世界をあなたの餞(はなむけ)に
※新作のテーマソング
9. 荒野の少女
※ボーカルコレクション収録曲
10. ピアノメドレー
11. 凪いだ海のように
【CASE-0 エンディング】
☆アンコール
12. Two Blanc
【朗読劇Case_- オープニング】
13. Out of Gray
【朗読劇Case_- エンディング】
14. 恋するキリギリス
【CASE-3 オープニング】
記憶違いとかあるかもしれないので、順番とか正確ではないかもしれませんが、
白昼夢の青写真のボーカル曲は全て演奏されました。
順番にオープニングとエンディングが演奏されるので、
否が応でもゲーム本編をプレイしていたときの記憶が思い出されました。
ーと思いきや、露骨に【CASE-3】のOPだけがスキップされました。
まぁ、一番盛り上がるであろう曲は最後に残すのだろうと。
ゲームを作る前に生まれた荒野の少女や、また、Laplacianの過去作のOPまで披露されたのは、
古参のファンには堪らないものでした。
私は『白昼夢の青写真』以外の作品はやっていませんが、この機会にやってもいいかもと思いました。
積みゲーが今のところ10本以上はあるのですが。
先述した新作ゲーム『アイソメリカ』の主題歌も、ここで初披露。
無事にマスターアップされることを祈ってます。
各演奏の合間でMCがあり、ミニコーナーの一つにHinanoさんによるサインボール投げが行われました。
たぶん10球くらいしか投げられなかったので、受け取れた方は超ラッキーですね。
また、ペンライトを使って、『白昼夢の青写真』で好きなヒロインの投票会もありました。
このゲームはハッキリ言えば、世凪がNo.1ヒロインになるように設計されたゲームなので、
そんなもん世凪一択だろ!って感じなのですが、昼公演の会場では結構、割れましたね。
皆、空気を読んでか、世凪以外に投票しようってなったのかもしれません。
私は、最初にプレイしたCASE-2のヒロイン、オリヴィアに一票を投じました。
引用:https://laplacian.jp/yonagi/gallery
こういうとき、ペンライト持ってきててよかったとマジで思います。貸してくれた友人には頭が上がりません。
ラスト直前のピアノメドレーは、ゲーム音楽制作にも関わったかしこさんが演奏されました。
ここで最も印象に残ったのは、会場にいた全員が同じだと思います。
【CASE-0】のEDのピアノソロアレンジ、『海が凪ぐまでは』。
この選曲は、ずるいよ。泣いちゃうよ、こんなの。ーという感じでしたね。
思い浮かべたらキリがないほどに、『白昼夢の青写真』には名場面がありますが、
この『海が凪ぐまでは』が流れるのは、シナリオ中でたった一度きり。
主人公とヒロインの最終的な別れを決定づける瞬間であり、
全シナリオを通しても一番の、王道ベストシーンといっていいでしょう。
海斗は、やさしいから。
どんな私にもやさしいから。
この曲を聴くたびに、PC版で初プレイしていたとき、
深夜1時すぎに一人で号泣していた思い出がよみがえります。
大感動の中、演奏者さんたちが一度退場。
LIVEでお決まりのアンコールの後には、朗読劇のOPとED曲を連続で披露。
感動の余韻に浸る間もなく、Hinanoさんから「まだやってない曲があるよね!」と、
本LIVEにおける最後の演奏が披露されます。
Epiphanyの本当のトリを飾ったのは、待ちに待っていた『恋するキリギリス』でした!
CASE-3のオープニングソングで、白昼夢のボーカル曲の中では間違いなく、最も盛り上がる歌です。
そのとき会場にいた全員がキタ─O(≧∇≦)O─!!!という感じで、
ペンライトはヒロインカラーの桃色に染められました。
引用:https://laplacian.jp/yonagi/gallery
演奏中はクラップを交えて、LIVEに集まった全員が参加している感じがして、最高に良かったです。
制作側のコラムを読むと、今回のEpiphanyはInto Grayで始まり、
恋するキリギリスで終わることは早い段階で決まっていたようです。
最初に決まっていたセトリの流れを、最後まで崩さずに通してくれて、間違いなかったと思います。
こうして振り返ってみても、本当に楽しかった。
演奏者さん達もイキイキしていたのがこちらにも伝わってきて、本当に会場全体が一つになっていました。
あえて気になった部分を無理矢理に挙げるなら、アンコールが長かったとは思いました。
演者さんたちの着替えとかあったので、仕方ないのですが、
「これ本当にアンコールあるんだよな!?」と心配になるくらい、出てこなかったので。
5.統括
LIVE後に友だちと飲む酒が旨い。
ーと、イベントで東京に来る度に思います。
今年は夏に朗読劇の再演もあり、白昼夢の青写真関係のイベントが充実していました。
来年に何かイベントがある、という発表はなかったので、
しばらくは新作である「アイソメリカ」の情報待ちになりますかね。早くプレイしたいです。
その間、とりあえず買ったまま放置している積みゲーをいいかげん消費しなくては、
・・・と思う一方で、クリアしたら別のゲームを買うので、一生積みゲーって無くならないですよね。
今年の年末は帰省しないので、思う存分にゲームで休みを贅沢に潰すのもいいかも
ーと、ぼんやり考えています。
それでは、次回の記事でお会いしましょう。
参考
公式サイト:『白昼夢の青写真 LIVE「Epiphany」』(エピファニー)