【報告】ビブリオバトルで優勝しました。(2020/8/15)

2020年8月17日

ビブリオバトルとは?

一言でいうと、本のオススメ合戦です。自分が面白いと思った本を、5分間でスピーチします。そして、投票の結果、最も「読みたい!」と思わせることのできた本を選ぶというものです。

 

普通は図書館の会議室等に集まって行われるのですが、こんなご時世なので、今回はzoomを使ってオンラインでの大会となりました。登壇者は8名、参加者は全体で20名でした。

結論を言いますと、私が優勝しました。紹介したのは前回ブログに書いた下の本です。

【要約】美術革命!『13歳からのアート思考』 アートって何なの?からの解放。

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優勝ではあったのですが、私のプレゼンがずば抜けて優れていたのかというと、それは違いますね。単純なプレゼン能力だけが全てではありません。紹介される本のジャンルも、それを評価する人の本の好みも様々ですので。

また、優勝した本が一番凄いとか、そういったことを決めるわけでもありません。そこは誤解なきように。

 

 

分析

正直なところ、自分の中では「よくあんな発表で優勝できたもんだ」という感じでした。私より上手にプレゼンできている人もいましたので。とはいえ、結果は結果です。なぜ、優勝できたのかというのを自分なりに考えてみました。大きくは以下の2つの理由かなと思います。

  1. 選んだ本
  2. 掴み

1.の理由は、まあ言ってしまうと見も蓋もないですが、選んだ本が良かったのでしょうね。話題性もありましたし、「大人が美術を学ぶ」という、非合理に見えるけど、実は理にかなっているという内容自体が面白いので。

普通に内容をペラペラ喋るだけでも、読んでみたくなるくらいの魅力がありました。

 

2.に関しては今回のビブリオバトルで、唯一意識したところになります。プレゼンの命は「掴み」なんですよ。

最初の入り口が面白くなければ、誰も真剣に聞いてはくれません。聞き手は聞く姿勢を持つべきといいますが、人はそんなに真剣に人の話を聞いてくれないです。

伸びているyoutuberの動画なんかは、ほぼ例外なく「掴み」を意識されています。でなければ、誰も見てくれないですからね。

 

私はこの本を紹介する際、こう紹介しました。「今年に入って30冊読んだ中で、ピカイチで面白かった本です」と。ブログにも同じような表現で最初に書いています。そこは嘘偽りないので、ご安心下さい。

この話を最初に持ってきたことで、拙い発表ながらも、最後まで聞いてくださったのだと思います。実際に、投票のアンケートでも「ピカイチで面白いということで気になりました」と書いてくれた方がいらっしゃったので。

今回のビブリオバトルを通して改めて、人に何かを伝えるときには、印象に残るワンフレーズをつくることが大事だと感じました。

 

・まとめ

プレゼンは、掴みが命。

印象に残るワンフレーズを最初に持ってくる。

 

  • この記事を書いた人

イナ

本業は設計者。29歳。書評とコラムを発信する、当サイトの管理人。気ままに記事を更新します。日課は読書と筋トレ。深夜ラジオとADVゲーム好き。

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