©幻冬社/堀江貴文
【コラム】誰かを批判する時間ほど、無益なものはない。
ホリエモンの話題
今日のブログのテーマは、実業家の堀江貴文さん(以後、ホリエモンと表記)です。
サムネはホリエモンの代表作である『多動力』の表紙ですが、今回の記事は『多動力』は全然関係ないです(笑)。そもそも私、『多動力』は読んでません。
この本に限らずですが、基本的に私は、超有名なベストセラーを除いて、表紙に著者の顔が載っている本はほとんど読まないです。PR目的ですからね。
ホリエモンは、数多くの事業に携わっていることと、そして常識外れの言動から、何かと世間を騒がせることの多い方です。基本的には炎上することが多いので、世間一般ではあまり良い印象を持たれていないのかもしれません。
このブログでは特定の個人に対して、私がどう思っているかを載せる、といったことは基本的にしません。読んでいる側としても、そんなのどうでもいいですよね。
じゃあ、何で取り挙げたかというと、最近になって私の思い込み・勘違いがあったことに気づいたからです。
ちょっとその話をしたいと思います。
私の意見
先に嘘偽りのない意見を言っておくと、私はホリエモンの発言・行動に対して、冷静に向き合っていると自分では思っています。
常識外れと思われる発言に対しても、「あなたの考えは全部間違っている」と切り捨てるのではなく、「そういう考え方もあるか」と大体は肯定的に受け止めているんです。
以前には、彼の出した書籍をブログで紹介したこともあります。この本は掛け値なしに面白かったです。宇宙ベンチャーのスタートアップストーリーとして、とても完成度の高い書籍だと思いました。
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【要約】想いは宇宙へ・・・『ゼロからはじめる力』 宇宙を目指す理由。
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更にいうと、最近は彼のメルマガも購読しています。ビジネス関連の質問コーナーを読んだり、時事ネタとかも拾えたりするので、結構便利なんですよ。
とはいえ、別にホリエモンを崇拝しているわけではないので、「これはパフォーマンスだな」と冷めた気持ちで見ることもあります。
(追記)2020年の10月以降は購読を止めました。とあるニュースを見て、メルマガを購読している層の、民度の低さを感じたからです。
そんな私なんですが、ホリエモンに対して、ちょっと理解できないなと思っていることがありました。とあるコメントに対する彼の反応です。
野菜ブチギレ騒動
話題になったので知っている人も多いと思いますが、ホリエモンは野菜に関するコメントに対して、過剰すぎる反応をとることがあります。例えば、下のインスタでの返信等です。
言わんとしていることは分かりますよ。でも、明らかに言い過ぎじゃないですか。「死んだ方がいい」なんて、絶対に人に言ったら駄目です。
こういうこともあってか、ホリエモンのTwitterやらyoutubeには「野菜食え」といったコメントが大量に届いています。炎上案件としては見事に成功していると思うと同時に、この人マジで頭おかしいんじゃないか、という気持ちになっていました。
でも、彼のライブ配信をたまたま見ていたときに、自分の想像している以上に「野菜食え」というコメントが流れていたんです。大体、5秒に一回はそういうアンチコメントが送られているという状況でした。
そんな状態が続いていると考えたら、我慢の限界でブチ切れるのも、仕方ないかなという気持ちになってしまいました。
私も、youtubeで広告が流れすぎて、厚切りジェイソンさんのことが嫌いになりかけましたからね。
アンチコメントに対して
私はホリエモンの味方をしたい訳ではないんです。ぶっちゃけ、彼がどうなろうが知ったことではない。実生活で関わってない人ですからね。
彼のやっていること・やってきたことは凄いですし、面白いので、尊敬はしてます。そんな私でも、ホリエモンを見ていて「こんな態度をとるのは印象良くないな」と思うことはありますよ。
それでも、彼に対していちいちアンチコメントを送るような人は、本当に下らないと断言します。
「上から目線でムカつく」とか思うなら、ほっときゃいいじゃないですか。有名人の不倫騒動とかに非難する人にも、同じことが言えます。
「その人が自分の人生に関わっているのか」という考えで自分の行動を振り返ってみてください。
他人のやっていることを批判したり、一々気になったりしてしまうのは、例外なくその人が「暇」だからです。自分のやるべきことに集中していたら、他人の発言なんか気になりません。
・・・とまあ、偉そうなことを言いましたが、私も昔は、そういう暇人の行動をとっていた時期があります。
私はテレビタレントの坂上忍さんが大嫌いでした。テレビに写った瞬間、チャンネルは即切り替えていましたし、自分の機嫌が悪いときは、リモコンを画面に投げつけていました。
さすがにアンチコメントまで送ったことはないのですが、ネットに書き込まれている坂上忍さんへの悪口を肴に、酒を飲んでいたこともあります。
こういう行動を振り返ってみると、自分でもドン引きしますね。もはや病気です。
今はテレビを点けることもないので(実際、電源を抜いています)、彼に対して何も思うことはありません。それよりも、自分にはやるべきことがあると分かったから、他人の評判なんか気にしている余裕はないってことに気づけたんです。
何が言いたいかというと、人の悪口、愚痴をこぼすことは不毛だってことです。もっと楽しいことに人生の時間を使いましょうよ。それが一番です。
まとめ
- アンチコメントは暇人のやること。反応したら負けです。
- 自分の人生に夢中になりましょう。