【マンガ】『宇宙兄弟』の名言を紹介します。ーPART 1ー

2020年8月5日

 

【コラム】自分のやっていることの意味について。


今回は私が今一番ハマっている漫画、『宇宙兄弟』から名言を一つ紹介させて頂きます。
非常に名言が多い漫画ですので、一つに絞るのが難しかったのですが、読んでいく中で私が最も心に残ったシーンから選びました。

※単行本35巻以降の内容が含まれますので、ネタバレにご注意下さい。

 

 

 

では、紹介します。
場面としては、主人公の南波六太が、クルーメンバーであるフィリップと2人で、月面でのメインミッションを仕上げているところになります。

このメインミッションは非常に困難なもので、主人公達が月に向かって出発したのが25巻のラストなのですが、単行本にして10巻掛けても未だ達成できていません。

更に、相次ぐトラブルによりメンバーの1人が負傷、それに伴いクルーメンバーが「帰還組」と「残留組」に分かれてしまいます。
主人公は月に残留することを選択し、いつ地球に戻れるかも分からないまま、途方もないメインミッションの仕上げに取り掛かります。その作業の中、いつもは無駄に陽気なフィリップがポツリと弱音を漏らします。

それに対して、六太が応えた言葉は・・・

という場面です。ご覧ください。

出典:『宇宙兄弟 35巻』より

 

出典:『宇宙兄弟 35巻』より

出典:『宇宙兄弟 35巻』より

出典:『宇宙兄弟 35巻』より

出典:『宇宙兄弟 35巻』より

 

意味を探すな。自分がやったことが誰かにとっての、意味あることであればいい。

いかがでしょうか。とても深い言葉だと思いませんか?

私も仕事上、チェックするという業務がとても多いので、フィリップの気持ちはよく分かります。

だから、この六太の言葉は、自分に言われている気がしました。

 

これは持論ですが、人間の成長って何かというと、自分のためではなく、他者の立場で行動できるかどうかだと思っています。

「俺は何でこんなことやっているんだろう」と私も思うときがありますが、それって結局、自分のことしか考えてないから湧き上がる気持ちですよね。

この場面を読んでいて、改めて気が引き締まるとともに、「仕事頑張ろう」という前向きな気持ちになりました。

 

ちなみに、この場面が収録されている35巻は『宇宙兄弟』という物語の、一つのクライマックスとなる話です。恥ずかしい話ですが、私は号泣しました。

そして、現在連載中の話では、主人公を含む全登場人物が、ラストミッションに向けて動いています。ストーリーは現在も盛り上がっている最中です。
「鬼滅ロス」に陥っている方は、読んでみてはいかがでしょうか。

私はkindleで最新巻まで揃えて、2万円以上使いましたが、全く後悔していません。

 

『宇宙兄弟』は個人的にまだまだ紹介したい漫画ですので、また記事を書くと思います。

 

紹介した本

宇宙兄弟 35』 著:小山宙哉

  • この記事を書いた人

イナ

本業は設計者。29歳。書評とコラムを発信する、当サイトの管理人。気ままに記事を更新します。日課は読書と筋トレ。深夜ラジオとADVゲーム好き。

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